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旅人から見た滋賀の魅力発見発信事業

事業実施の背景・課題

  • 旅人から見た滋賀の魅力発見発信事業
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生活者の価値観が多様化する中で、地域固有の素材や風土から生み出された「こだわり」を持った商品・サービスが、共感や感動をもって受け止められる時代が訪れている。そこで、滋賀ならではの資源や素材を活かし、心の豊かさや上質な暮らしぶりといった滋賀らしい価値観を持つ商品やサービスを、自薦・他薦により広く募り、「選び」「魅せる」ことで、その良さを発信し、多くの方に体感いただき、こうした滋賀の商品やサービスのファンとなっていただけるように、平成24年度、新たに始めた取組が「ココクール マザーレイク・セレクション」である。(ココクール:湖国のクールな商品や暮らしぶり」とみなさんとの出会いが生まれる、そんな「コンクール」になるようにとの思いを込めた造語)
セレクションを通じた滋賀ファンの広がりとともに、事業者の皆さんが「セレクション」を目指して、自らの商品の開発やサービスの向上に努められることを目指す。 「ココクール マザーレイク・セレクション」(以下「ココクール」という。)モニターツアーを実施し、モニターツアー参加者に「ココクール」選定品等を通して「ココクール」の世界観、滋賀の魅力を感じていただくとともに、それを参加者にSNS等で積極的に発信してもらうことで、「ココクール」の認知度向上、滋賀ファンの増加、滋賀ブランドの向上につなげることを目的とした事業です。

事業の内容

  • 旅人から見た滋賀の魅力発見発信事業
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「ココクール」の現状・課題等の分析をもとに、本業務の目的が効果的・効率的に達成できるようにターゲットを設定し、そのターゲットに応じて、6コース設定して、各コースには訴求力のあるツアー名をつけた。また、ツアー中の訪問先は、「ココクール」に選定された商品・サービス事業所等を基本とし、それら商品・サービスを生産・実施している産地等も組み合わせて選定商品・サービスが持つストーリーを追体験できるようなものとした。

1.モニターツアーの実施
(1) テーマ別、6本のモニターツアーを実施
・湖上で迎える日の出 琵琶湖カヤック&グルメツアー
→平成28年2月17日~18日、2月18日~19日、2月19日~20日 各2日間ずつ、3回に分けて実施
・生産地から巡る とことん滋賀グルメ探訪ツアー
→平成28年2月22日~23日、2月25日~26日 各2日間ずつ、2回に分けて実施
・滋賀のアートなものづくり 秘密体感ツアー
→平成2月20日、2月27日 2回に分けて実施(ともに日帰り)
・琵琶湖の恵み 美と食の癒しツアー
→平成28年2月22日~23日、2月25日~26日 各2日間ずつ、2回に分けて実施
・歴史から生まれる滋賀の匠と奥琵琶湖の別邸ツアー
→平成28年2月24日~25日、2月25日~26日、2月26日~2月27日 各2日間ずつ、3回分けて実施
・滋賀の楽しさギュッギュッと一日満喫ツアー
→平成28年2月27日実施(日帰り)

(2) 参加者のSNSでの発信

(3) 参加者へのアンケート実施

2.モニターツアーウェブ拡散施策

事業の成果と今後の展望

今回のツアーはSNSによる情報発信力のある方、という条件があったので、SNSやWEBからのアプローチの割合がもう少し高いと予想されたが、モニターツアーの認知は56%が「折り込みチラシ」からのものだった。目的のある情報収集はSNSやWEBに方法がシフトしているが、ファーストコンタクトを求める場合は新聞での「折り込みチラシ」が効果があることがわかった。また、今後はSNSやWEBから誘引できる方法をより深める必要がある。
参加者へのアンケートにおいては、「滋賀の良さを改めて知った」「県民だが知らないところが多かった」「もっとツアー中に時間が欲しい」が多かった。
今回のモニターツアーとしては「製造者と直接話せるのが良かった」「商品の成り立ちを聞けて良かった」というプレミア感が高い評価を受けているが、今後は個人旅行者に対して近い対応がどれだけできるかが課題である。
また、今後の懸念事項としては、「駅からのアクセスが悪い施設がある」「費用的に自分ではなかなか来れない」といった意見もあり、自家用車やレンタカーが無い場合の公共交通機関を使ったモデルコースや、ターゲットや季節を考慮したモデルコースの作成の充実が必要である。
今後、各事業者は食事、買物や見学といった要素に加えて、どのような形でも良いので「体験」を加えることにより、ターゲット層が広がり、訪問意欲が強くなり、滞在時間も伸びて消費も拡大するといった展開に持っていくのが良いと考える。

ご担当者の声

本事業により「ココクール」を通して多くの人が滋賀に興味・関心をもつきっかけとなり、ファン・リピーターとなっていただき、魅力発信に寄与したと考えています。今後、ココクールに関連したツアー催行など、さらなる広がりを期待しています。