更なる高みへ~観光まちづくりを牽引する人材育成~ ≪令和元年度観光人材育成等地域支援事業≫ | 日本旅行 地方創生推進室

更なる高みへ~観光まちづくりを牽引する人材育成~
≪令和元年度観光人材育成等地域支援事業≫

事業実施の背景・目的

滋賀県では、2016年から3年間「観光まちづくり推進事業」として、10市町を対象に観光関連団体、観光事業者、ボランティア、住民など地域の多様な主体が参加・連携し、観光を契機としたまちづくりを行う仕組みづくりや地域コンテンツの磨き上げを行ってきました。今回の事業では、これまでに構築した観光まちづくりの仕組みを自立的かつ持続的なものにレベルアップさせるために、必要とされるPDCAサイクルに基づいた、戦略的な事業を展開し観光まちづくりを牽引する人材の育成を目指しました。
加えて、ビッグデータを活用した地域分析も行うことで、観光まちづくり組織等が行うマーケティング分析、戦略の策定等「観光地経営」の視点に立った取組を行うための支援も目的としました。

事業の具体的内容

観光まちづくりを牽引する人材育成は、3年間でのステップアッププランとして実施し、「滋賀県人材育成アカデミー」と称する講座を構築しました。2019年度は講座の1年目として、持続可能な観光地域へ繋げる『まちづくりを担い、観光地経営を実践できる人材』を目指し、以下の5つのテーマを学びました。
①観光学、デスティネーション・マーケティング
②デザイン思考による新しい発想力
③観光実践(商品造成・観光プロモーション)
④観光実践(訪日インバウンド)
⑤マーケティング基礎
また、ビッグデータを活用した地域分析では、滋賀県に来県する日本人観光客と訪日外国人の位置情報ビッグデータの解析を行い、旅行実態及び潜在的なニーズの把握を行い、戦略的な施策策定を行える環境整備の推進につなげました。

事業の成果と今後の展望

1年目の人材育成講座を終え、受講生からは県内他エリアで観光誘客に従事する同志とともに、日々の業務に役立ち、気づきとなる講座を受けられた、成果発表会に向けたグループディスカッション等を通じた検討を行うことで、知識の向上のみならず、良い刺激を得ることができたとのお声をいただきました。
受講者の観光に携わってきた経験年数等による課題もありましたが、次回2年目の「観光振興の中核を担う人材」を目指すうえでは、意義のある1年となったと思います。