常滑港にクルーズ船誘致を~国際観光都市の実現を目指して~≪令和元年度 常滑港におけるクルーズ船誘致に係る調査業務委託≫ | 日本旅行 地方創生推進室

常滑港にクルーズ船誘致を~国際観光都市の実現を目指して~
≪令和元年度 常滑港におけるクルーズ船誘致に係る調査業務委託≫

事業実施の背景・目的

国際的なイベントを核とした国際観光都市の実現を目指し、中部国際空港島(常滑港)の更なる活性化を図るため、2018年度の調査業務において、常滑港へのクルーズ船誘致の可能性について調査を実施しました。この調査から将来的な外国船社のクルーズ船誘致や「フライ&クルーズ」の実現に向けて、ハード面の整備を進めながら既存港湾施設を活用して国内船社のクルーズ船寄港を実現させ、寄港実績を積み上げていくことが必要であるとの調査結果が得られました。
そこで本業務では、クルーズ船誘致を実現させるべく常滑港周辺地域ならではの観光素材の掘起しと磨き上げを行い、国内船社クルーズ船の誘致に繋がるソフト面の条件整備を推し進めると同時に、クルーズに関するマーケット調査やセミナー等を実施することで、クルーズ船社への誘致活動の基盤作りを目的とし取り組みました。

事業の具体的内容

2019年度の調査業務は具体的に以下の内容で実施し、クルーズ船社への誘致活動の基盤作りを図りました。
①日本国内におけるクルーズ市場の状況や港湾における取組状況等の資料収集
②クルーズ乗船客の動向調査及び常滑港における需要分析
③周辺地域の観光資源調査による新たな観光素材の堀起し
④クルーズ船誘致の横断的な組織構築を行うためのクルーズ勉強会の実施
⑤常滑港周辺地域での市民意識等の調査
⑥クルーズセミナーの開催
⑦寄港地ツアーの提案としてモデルコースの作成やモニターツアーの実施
⑧国内船社への誘致としてプロモーションツールの作成や訪問営業

事業の成果と今後の展望

成果としては2つございます。
まずは、船会社とのコネクションづくりです。港誘致の場合、船会社にまずは港として認知して頂く必要があります。常滑港として、日本船社、外国船社に営業に行き、また招請ツアーを行うことで、まだまだ課題はあるものの、愛知県、常滑市をはじめとする知多半島が一体となって誘致活動をしているよいアピールができ、クルーズ船誘致の第一歩がきれたと考えます。
また、クルーズ船受入れには地元住民や観光事業者の協力が不可欠で、今年度事業では、事業者向けのセミナーの実施や、戸別訪問、乗船客おもてなしについて調整するなど、地元の理解を得る活動も行うことができました。常滑港は第一のターゲットとする日本船の寄港に向けて、着々と準備を進めており、来年度以降も誘致活動を継続していきたいと考えております。